3470] Re2:さわおさんともりのさん

From: 城 克文 , Date_No: 1999-11-06_05

じょうです。

佐藤英明さん:
>> ノーマルMJ210を240に上げたのですが、
>> 2速6000回転くらいで加速しようとして
>> 1/2開を超えるくらい開けると失速するのでとりあえず270に、
>> それでも余り改善しないのでさらに290に。
>
>これって、典型的な濃い時の症状じゃないですか??

MLという間接的かつ微妙な人間関係の中での情報不足の環境下における
断定的な表現の危険性をかいま見るような気がしますけれど、
まあ、私はここが気に入っているのでその辺はさておいて、
前回の私の表現が悪いのかもしれませんが、
このようなご経験はされたことはないでしょうか。

濃いときのボコついての失速ってのとは明らかに違い、
息つきが起きたり、ゴムを伸ばしたり縮めたりしながら加速するような感覚で、
結局失速してしまうのです。
更に言えば、高いギヤからギヤを落として回転を引きずり上げたら、
上の方は勢いよく回っていきます。

これは典型的な濃い症状とはまた違うものだと思います。

なお、こういうときの吸気音は、心持ち割れるような音になっていて、
それからもまた薄いという判断ができるものではないでしょうか。
排気音はわかりにくいけれど、吸気音は結構判断しやすいですよね。

なお、さわおさんおっしゃるように、
途中の270や290では焼き付きかけているのがわかるので、
早々にジェットを上げていくのですが
(暖気後せいぜい10分走行くらいですね)
上げて行くほどに改善するのも事実なのです。

同じところを2時間走ってだいたい上下5パターンくらい確認すれば、
濃い方に間違っていたのか薄い方に間違っていたのかは明らかですよね。

だから、ケイヒンの添付文書に書いてあるよな誰でも知ってる一般論ではなくて、
実際に白地からセッティングをするときに重視するのはどこで、
優先順位はどこで、とかいったほんとのところが知りたかっただけなのです。

もちろん、システマティックな方法論は確立されてないかもしれないし、
それこそ貴重な財産で、
人にそうそう教えられるものではないのだろうとも思うけれど、
他人はどうやっているのだろうというのが気になる部分なのですよね。

ということだったので、もいちど白地からセッティングをするつもりですので、
いかなる結論が出ようとも御報告しますね。
結果が焼き付きだったりしたら嬉々として報告しちゃうだろうなあ。

んでは。

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