395] 情報について(もがみの考え。)

From: 最上 海一郎 , Date_No: 1998-10-07_01

最上@長〜いでぇ〜す。

こんばんわ。大谷さんのメールを読んで、僕もML上の情報
についての考えを述べておこうと思います。
まず僕は、「情報」はあくまでもそれが確定であるとは捕らえ
ていません。勿論ヒントとして存分に活用しようと思いますが。

バイクの個人による作業と言う物は、誰からどういう情報を仕入れた
としても自分自身が責任をもってやらなくてはいけないものだと
思います。法律的にも自分の物以外の車両を整備する事は
禁じられています。それは自分のバイクの整備は全てにおいて
本人が責任を持つと言う事です。

それが出来ない、又は自信が無い場合は「責任」のとれる
ショップに、自分の「こうしたい」を伝えてやってもらう方が
良いと思います。

最終的にその作業が原因で事故を起こして怪我しても(怪我で
済めば良いですが・・・)それは自分自身の責任と考えます。

「誤差」と言う物が有ります。たとえば同じ車種で有っても、
それぞれが別々に作られ別々の条件の中で使用される
わけですから、個体差が出るのは当然です。また、TDR
のフレームは、新品で買ってもセンターが出にくいほど
「精度」がよく有りません。まぁファクトリーレーサーの
ように職人の腕を持っている人間が時間をかけて作っている
わけではないので当然ですが。また使用条件も違うわけ
ですから部品の摩耗状態も違って来るわけです。

作業に慣れている人は、その辺の事はいつも頭に入れて
作業をしているわけです。たま〜に(ほんとか?)でてくる
そういった「おとしあな」までも楽しんでしまう状態です。
また「何とか付けてしまえ」という考えも起きたりします。

でもそれはあくまで自分の中に入れた情報は自分の
責任として消化され、情報&自己の計測をもとに作業する
わけです。「失敗も勉強だ」と言う所も反面あります。
それもまた自分の経験として自己に蓄えられるのも
また楽しみであります。そこから「この情報はいけそうだ」
とか「う〜んどうかなぁ」とか、そういう自分の判断基準が
出来るのだと思います。

長くなってしまいましたが僕の考えは以上です。
このメーリングリストは僕はとても楽しみです。活発な意見も
出てくるし。このまま萎縮しないでやっていければとても良いと
思います。僕はこれからはメカニカルな情報については、なるべく
その辺の「注意書き」を毎度書く様にしながらも今まで通り情報は
流していこうと思います。最近の世の中の「情報の垂れ流し問題」
と重なる所も見えますが、僕は「情報」は流す人よりも、それを
使う人に「責任」があると思っています。

皆さんとオフ会で会うのがとても楽しみです。でも僕のTDR出来
あがって無いのでもうちょっと待ってね(^^; 

では(^^)v
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Kaiichirou Mogami 

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