From: 最上 海一郎 , Date_No: 1998-10-07_01
最上@長〜いでぇ〜す。 こんばんわ。大谷さんのメールを読んで、僕もML上の情報 についての考えを述べておこうと思います。 まず僕は、「情報」はあくまでもそれが確定であるとは捕らえ ていません。勿論ヒントとして存分に活用しようと思いますが。 バイクの個人による作業と言う物は、誰からどういう情報を仕入れた としても自分自身が責任をもってやらなくてはいけないものだと 思います。法律的にも自分の物以外の車両を整備する事は 禁じられています。それは自分のバイクの整備は全てにおいて 本人が責任を持つと言う事です。 それが出来ない、又は自信が無い場合は「責任」のとれる ショップに、自分の「こうしたい」を伝えてやってもらう方が 良いと思います。 最終的にその作業が原因で事故を起こして怪我しても(怪我で 済めば良いですが・・・)それは自分自身の責任と考えます。 「誤差」と言う物が有ります。たとえば同じ車種で有っても、 それぞれが別々に作られ別々の条件の中で使用される わけですから、個体差が出るのは当然です。また、TDR のフレームは、新品で買ってもセンターが出にくいほど 「精度」がよく有りません。まぁファクトリーレーサーの ように職人の腕を持っている人間が時間をかけて作っている わけではないので当然ですが。また使用条件も違うわけ ですから部品の摩耗状態も違って来るわけです。 作業に慣れている人は、その辺の事はいつも頭に入れて 作業をしているわけです。たま〜に(ほんとか?)でてくる そういった「おとしあな」までも楽しんでしまう状態です。 また「何とか付けてしまえ」という考えも起きたりします。 でもそれはあくまで自分の中に入れた情報は自分の 責任として消化され、情報&自己の計測をもとに作業する わけです。「失敗も勉強だ」と言う所も反面あります。 それもまた自分の経験として自己に蓄えられるのも また楽しみであります。そこから「この情報はいけそうだ」 とか「う〜んどうかなぁ」とか、そういう自分の判断基準が 出来るのだと思います。 長くなってしまいましたが僕の考えは以上です。 このメーリングリストは僕はとても楽しみです。活発な意見も 出てくるし。このまま萎縮しないでやっていければとても良いと 思います。僕はこれからはメカニカルな情報については、なるべく その辺の「注意書き」を毎度書く様にしながらも今まで通り情報は 流していこうと思います。最近の世の中の「情報の垂れ流し問題」 と重なる所も見えますが、僕は「情報」は流す人よりも、それを 使う人に「責任」があると思っています。 皆さんとオフ会で会うのがとても楽しみです。でも僕のTDR出来 あがって無いのでもうちょっと待ってね(^^; では(^^)v %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% Kaiichirou Mogami