From: 土田 紘史 , Date_No: 1999-05-07_16
どうも、お久しぶりです。 こんなもの見つけました。改造の参考になるでしょうか? TSOホームページ 鈴木泰斗さんのSuperTDR http://www3.justnet.ne.jp/~tso/ あと、個人的にメールで改造点を聞いてみました。 回答は以下の通りです。 ●フロント周りを三つ又から先すべてアルティシア(XT400)に 念願の長いサスと21インチホイールがこれで手に入ります。 三つ又の長さがアルティシアの方が長いので、アッパーブラケットとフレームの間に カラーを入れてやる必要がある。XT600E TENEREあたりだともしかすると長さが 同じで、この手間はいらないかも。 スピードメータもアルティシアのものに変えましたが、現在はSuperXRのディジ タルメータを使ってます。ブレーキ関係も全て必要なので、適当な廃車を1台 手に入れた方が安上がりです。 他に事例として知っているのは、TBIをTDRで完走した今藤さんがDRの フロントを、長野のどなたかがRMXの倒立をつけていました。 おそらくフロントを変えるだけで走破性は格段にアップします。 ●リヤホイールサイズを18インチ化 18インチにするとリヤの無意味な空転が減り、走破性もあがります。 リムはDT200(37F?)を使ってます。そのまま18インチにするとスイングアームに 当たってしまうので、スイングアームのアクスルシャフトの穴を後ろに広げました。 ノーマルのチェンプラーは広げた穴のところまできているので、短いのを 作ってもらいました。また、ホイールが後ろに下がった分キャリパも下げなけ ればならないので、スイングアームのキャリパ取り付け位置を後ろにずらして 溶接し直します。これが結構大変だったそうです。 ●フロントサスが長くなって殿様なのでリヤリンクアーム変更でリヤを持ち上げる リンクアームをDT200(3ET?)のものに変えました。これでスイングアームに 角度がついてリヤが持ち上がります。ただ、リヤサス(ノーマルのままです)の 角度が地面に対して垂直に近くなり、ゴツゴツした乗り心地になりました。 ●車高が高くなったのでサイドスタンドを交換 これもDT200(3ET)のものに変えました。 改造費は、部品代(全て新品)が約30万、調査・加工・工賃が15万でした。 実施時期は平成4年2月から3月。 パーツナンバーも控えてありますので、ご希望あらば一覧を差し上げます。 現在2代目のTDRで、改造箇所は1代目のをそのまま移植してます。 さすがに前後サスともへたって、当初の高い車高はなくなってしまいました。 今は無茶な使い方もせず、貴重なツアラーとして使ってます。他のオフ車には ない快適なツーリング性能、ふつうの林道なら全く問題ないし、ビッグオフ よりは遙かに軽いからずっと奥地まで行けるし。 改造しても、基本性能は本来のオフ車には及ばないので、やっぱりその分 人間が苦労することになります。(ノーマルの比ではないですが) ただTDRに毒されたものにとっては、ちょっとくらい苦労しても他の オフ車と並んで走れることは快感だし、TDRはステータスでもあるので 高い買い物をしたとは思っていません。 以上です。 Hirofumi Tsuchida 土田 紘史