From: 城 克文 , Date_No: 1999-03-05_08
じょうです。 HPに写真付きで載せる予定の原稿です。 これだけじゃあつまんないんで、何か一緒にと思っていて、遅くなりました。 文字だけでも伝わるかなあ。一回見るとよくわかるんですけど。 −−−−− タンクの外し方 0 事前準備 菜箸の切れ端(テーパーになっている滑らない棒なら何でもいいです。 細い端が直径7ミリくらい、太い端が9ミリくらい、 長さ3センチくらいがいいかな。) 又は、2ストオイルの入っていた空き缶を用意します。 シートを外します。鍵で開けます。 1 カウルを外します。 両サイドだけ外せばいいでしょう。 まず、燃料コックのツマミを外します。 車載の一番小さいヘックスレンチでツマミのボルトを外し、 ツマミを抜きます。外す前にONの位置に合ってることを確認しましょう。 でないとホースを抜いたときにガソリンがドボドボ出てきます。 カウルとコックとの間のゴムをなくさないように。 サイドカウルとタンク、サイドカウルとフロントカウルを止めている ヘキサゴンボルト4つずつを外します。 2 タンク後端のシート下のボルト(12ミリボックス)を外します。 そこの押さえの鉄板とゴムを外します。 3 長いものを外します。 タンク右前下の配線のコネクターを2つ外します。 タンク左前下の燃料ホースと負圧ホースを外します。 ラジオペンチなどでクリップをはさんで下げて、ホースを引き抜きます。 オイルホースを外します。キックレバーのさきっぽくらいの位置に、 太めのホースと細目のホースが金色のパイプでジョイントしてあります。 これを外します。ジョイントの上側を抜く方がいいです。 これにはコックが付いていないので、 ドボドボ流れてきて止める手段がありません。 そこで、抜いたらすぐに菜箸を突っ込みます。 かわりに、オイルの入っていた空き缶で、全部受けてもいいです。 タンクを洗うとかであれば、その方がいいかも。 4 タンクをはがします。 タンク後端のボルトで止めてあった場所を3センチほど持ち上げて、 反対の手をタコメーターの前にかけて、後ろにずらします。 前の引っかかりが外れたら、タンク前側を持ち上げて立てます。 タンクの裏にブリーザーホースが付いているので、これも外します。 5 これで外れたのではないかな。みなさんどうでしょう。 このタンクの下に、フラッシャーリレーとか、レギュレターとか、CDIとか、 水に濡れてはいけない電装系パーツが入ってるので、 タンクはがし作業は結構必要になりますね。 付ける作業は逆順でやって下さい。調整も何も要りません。 ただし、外した覚えのない配線コネクタが引っかかって外れてたりして、 全部組んでみたらウインカースイッチが効かないってこともよくありますから、 タンクを載せたらボルトを締める前に一度全部のスイッチを試してみましょうね。 では。