From: 大谷 健文 , Date_No: 2000-04-06_06
おおたにっス。 帰宅してみたら、反響が結構あって。 ML読んで一通り目をとおすと、なんと じょーかーさん ML脱会してるし。 いやー なにがどうころんでどうなるか全然予測つかないっスね。 なんかこのままダンマリ決め込むのも気が引けるんで まずはひとこと 「今野さん、ゴメンなさい」 とだけはいっておかなくては。(ホントに・・・・) ところで、この際だから出来れば皆さんに聞いてみたいことがあるんで、 ちょっと書いてみますね。 割とブッチャけた話。 できればプロ、アマ関係なく考えを聞いてみたいんだけど。 ●素人の考え、プロの考え 高谷さんが書いていた、 「プロは安全第一をとる」 この件は非常になっとく。 というかそうあるべきなんでしょう。 ただ、個人的に思うに、プロと名乗る人たちのスキルに、これまた凄い差がある。 とくにオートバイの整備に関してそう思う。 僕はHRCのメカニック経験者や国際A級のライダーの友人がいます。 彼らの整備技術や、技術に関する話は非常に根幹がしっかりしていて、 スキルの高さを感じます。 僕自信もバイクをいじることが面白いということから端を発し モトクロスとかエンデューロのレースを楽しみとしています。 それから自分はプラント関係のエンジニアリングが職業なので 材料力学や構造解析やったりする知人もおおくて 余計な知識を仕入れるにゃ事欠かないんです。 特に会社にはいってからは、安全至上主義や無停止優先 といった考えのもと教育されたので、高谷さんのコメントは非常に 身近に感じるんです。 なんでこんなこと書くかっつーと、 さわおさんのホイルカラー製作の件なんす。 (蒸し返して申し訳ない。ただ技術に携わる者として納得しにくくて引っかかってる んス) Ryoxさん: > アルミカラーの強度 > 実際に使っている限りでは問題は出ていません。 > 硬度はアルミなので、硬い鉄に比べれば落ちますが、アクスルシ > ャフトを締め過ぎたりしなければベアリングと当るところの段付きも > ほとんど出ません。 これって、 1)いままでレースでハードに使ってるんだからカラーにアルミを使用しても 強度は大丈夫なハズ。 2)アクスルシャフトの締め付けに関してトルク管理等を行えば壊れない ということだと思うんだけど、 1)に関しては ・形状が異なることによる強度の変化には触れていない。 (レースで運用されるマシンの方がカラー全長が短く、径、肉圧とも大きく厚い NSR、TZR、V−ガンマ、RS,TZみんなカラーはTDRより剛性的にすぐれている形状) ・SPマシンやレーサーが運用される時間(走行時間、耐用年数) 等からくる変形等に関しての検討、検証はされていない。 2)に関しては ・ビギナーやメカに詳しくない人物の整備による、破損を防止するため炭素鋼等を 適用している。(第1議はコストの問題かもしれないけれど) 「プロは安全サイドを選択する」 という件での考えからいくと アルミの使用は逆行なんだよね。 ただ、 「強度計算してみて既存のパーツと同等の強度が得られるんで問題ないっス。」 というならまだわかる。 ですが、結局以上に関してはクリアしたかどうかは 依然検証されていないままだと思うし、僕が知りうるなかでは同じ強度を出す のは物理的な制約上困難だとおもってるんだよね。 安全にかかわるんだから、プロならば強度計算とか強度測定データとか、 然るべき回答が当然でるのでは・・・と思うんだけど、どうなんだろ? ●じょーかーさん なんか1日の間に 即RESつけて 自己RESつけて 自己紹介の後脱会されてしまっ た・・・。 ゆっくりお話する機会もなかったですが。 縁がなかったのかなぁ。 >ちなみに、さわおさんのお店には、お客として通っていますが、べ >つに社員じゃないわけだし、わたしの意見とさわおさんの意見を同 >一視されるというのも困りものです。 妙に歩調が一致してるように見えてるんで誤解しちゃいました(苦笑) それに自分もTDR改ドラッグスターの件をみてるんで やっぱり最初の印象は わるかったんですよね。 これがホンネ。 もぉ脱会されちゃうということなんで、いまさら何かいてもじょーかーさんには 伝わらないんだろうしなぁ。 せめて元気でR1-Zとのバイクライフを楽しんでることを祈願しております。 んでは。