From: 城 克文 , Date_No: 1999-12-14_04
じょうです。 反則ですが一括レス(言われたばかりなのに今野さんごめんです。): サイレンサーは、社外の直管タイプの場合、 消音それ自体によるパワーダウンは数%もないといわれています。 それよりも、太さ・長さで排気抵抗が変わることが大きいでしょう。 2ストの場合、排気抵抗が低けりゃいいってな4ストと違って、 シリンダーへの混合気の押し返しがパワーのかなりの部分を担ってますから、 余り排圧を下げる(=チャンバ内圧力を下げる)と、 うまくポートタイミングと合わなくなると思います。 だから、抜けがいいとかのみでよくなるものではないでしょう。 結局、内部のパンチングメタルパイプとテールパイプを一つの管として考えて、 内径と長さが同じものを選ぶのが妥当だと思います。 短くなるほど、太くなるほど、排気抵抗は下がりますが、 その分、チャンバ内部の温度も下がり、圧力も低くなるので、 シリンダーからの排圧の反射波の速度が変わり、 合うものになるかどうかわからないです。 前回、RZR用のスガヤのチャンバー切って付けて、 サイレンサー内部も作って(中身が腐り落ちてなかったので)、 そのときにいろいろ試したのですが、太さはかなり影響がでかいです。 長さの違いはそんなに感じなかったけど。 まえにさわおさんが書いておられたけど、径だと数ミリでも違うし、 長さだと15ミリくらいで違うということではなかったでしたか? (数字違うかも。) なお、余り排気抵抗の高いものを選ぶと、チャンバ内温度が上がりすぎて、 ピストンやられちゃうかも知れませんので要注意です。 (各社でそんなに仕様の違うものを作ってるとは思わないんですけどね。) では。