2796] FRP

From: 城 克文 , Date_No: 1999-08-13_01

じょうです。
昨夜(今朝か?)、10年ぶりにFRPをいじりました。
やっぱり口先だけで腕がないってのは悲しいもんですねえ。
張り込みの荒いこと荒いこと。
改めて本職さんを尊敬しましたね。

一応、はずしたままでは走行に支障のあるテールカウル
(タンデムグリップがクラウザーのステーと共締めなので)
の型を取ったのですが、型だからいいやと思って1層だけにしたら、
何ともヤワなこと。

で、今回は、三井のエスターではなく、
知らないメーカーのリゴラックってのを使ったのですが、
思っていたより透明度が高く、
このまま作ったら半透明のスケルトンTDRができるなあ、
という感じでした。

しかし、どうせ腕がないから早く固まったら困るので、
張り込みまでは部屋の中で冷房かけてやったんですが、
やめときゃよかったです。
グラスウールの粉末の面倒さは身にしみていたので、
相当注意していたのですが、それよりも臭いがこもって困りました。

剥離剤は、最初ワックスだけにしようと思っていたのですが、
腕のなさを考えてPVAを後からかけたのです。
PVAってのは、ポリビニールアルコールとかいうやつで、
エステルに溶けずに水に溶けるという便利なものです。
で、結局、ワックス使わなければよかったですね。
ワックス処理したときの刷毛の毛とかが残ったままになっているので、
仕上がりが汚いし、第一後からワックスはがすのがとても面倒です。

ガラス繊維ですが、やはり、チョップドストランドマットだけでは弱そうです。
平織りのマットも買ってこようかなあ。

でも早く型だけは取ってしまわないと、チャンバーのセッティングができません。
これだから時間感覚のない職場ってのは困るんだ。
(このところ国会が徹夜してくれるのでずっとおつきあいで待機なのです。)

では。

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