1720] 瀕死の御帰還(復活の日は遠い)

From: 城 克文 , Date_No: 1999-03-10_01

本日夕方に、3NRエンジンは、
レッドバロンから瀕死の御帰還をされました。
ご苦労さんです。かわいそうです。

ヘッドをみると、
右がそこそこきつね色にタール上のカーボンがたまっているのに対し、
左はくすんだグレーのアルミ地肌色です。全くカーボンがついてません。
しかもぷつぷつと穴やへこみが。
右のヘッド内部のすべすべと比べてこんなにひどいかと思わせる物です。

で、ピストン君は見るも無惨な角無しに・・・。
しかも、チャンバー側のスカートは、ない。
シリンダー側面はちょっと縦傷がひどいですが、
ぎりぎりホーニングでごまかせないかって感じですかねえ。
で、みんな細かいアルミの粉をかぶってます。ピストン君の胞子ですね。
そのうち大きくなってくれないかなあ。

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さて、この焼け具合の差は何だろう?
どう見たってオイル吐出量の差しか考えられません。
確かに、前から左の煙は少ないなあと思っていましたが・・・。
しかし、オイルの通路って、
定期的にお掃除してやらんといかんもんなんでしょうか???
そんな話聞いたことないよなあ。
とにかくこの調子では、なおしたところでまたもや同じことになりそうです。

オイルポンプだけははずれ機体だったのかなあ。
それなら買うまでの2万キロはいったい何だったんだ?
納車整備でいらんことしたんだろうか?

まあ、今回エンジン換装できれば、その将来的な不安が消えるから、
それでよいのですが。

左右の煙量が違う方が何人かおられたけど、
すくない方でもきちんとでてることを確認しましょうね。
(わたしは、最近すくない方がほんとに少ないと思っていたのです。)

もしかすると、最近オイルポンプワイヤーがのびてきて、
吐出量が減ってたのかもしれない。手元に新品があるのに・・・。

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