バネの交換

From: 城 克文 , Date_No: 1998-09-05_05

じょうです。

もりのさんからいただいたバネを、ようやく交換しました。
先ほどダンパー単体に取り付け終わったところなので、
バイクへの組み付けは明日になります。
乗り心地などは追ってご報告ということで。

しかし、今日の作業は、思わぬところでつまずいてしまいました。
考えてみれば当たり前なのですが、
「今付いてるスプリングが堅すぎて縮まない」のです。
だからこそ交換しようとしているのだから、当然のことですが、
ここまで堅いとは思ってなかったので・・・。

昨日は、家の中でもらったスプリングの作業でしたが、
ほとんどルンルンしながらあっさり2センチほど縮めて、
PPPテープで固定して寝ました。
今日バイクにまたがって、乗車荷重による方法でやろうとしたら、
重さ不足でバネ自体は5ミリもいきません。
で、カチャカチャとばらして、サスを取り出して、
さあ縮めようと思ったら、昨夜の方式では金具が歪んでいきます。
仕方なく家に持ち帰って、
もっともっと丈夫な「ミニL字鋼」みたいなのを探し出して、
二重に組み付けてようやく締め付け作業再開となりました。

2つのバネは、巻き数も太さもぱっとみたところ同じものに見えます。
(うちのも塗装の下にかなり錆が出てました。)
乗ってみないと違うのかどうかの結論はでないでしょうが、
それにしても作業の段階でこんなに違うのでは、同じものではないはずです。
で、何でこんなに違うのかなあと思っていたのですが、
ばらして初めてわかったこと:バネの自由長(初期長)が違う。
1センチ強、輸出ものの方が長いのです。
バネレートは測りようもないので比べていませんが、仮に同じだとしても、
長さの分だけプリロードがかかってることになるわけですね。
(作業の感触ではバネレートも違いそう。)


塗装ですが、うちのは、ビニールみたいな柔軟性のある塗装ではなくて、
普通のパリパリのつやありブラックだったので(輸出用は手抜きなんかなあ)、
それでいいことにして、下地処理不要の錆止めブラック
(RUST MATEとかいう名前でした。アメリカものだそうな。)
を吹きました。

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